クリスマスのあの日私はあなたに出会えて良かった
それから海斗くんは毎朝家まで迎えに来てくれて、学校が終わったらバイト先まで送ってくれた。
バイト先に遊びに来てくれているときはそのままバイトが終わるまで待ってくれて家まで送ってくれた。
その間も毎日のように一希くんは夢に出てきて、必ずいきなり消えてしまう。
そんな夢をみていた。
今日もいつも通り海斗くんと登校していた。
『あの!佐々木絵理奈さんですよね?』
海斗くんと離れるなりいきなり声を掛けられた。
「はい。そうですけど...」
『ちょっといいですか?』
そう言い人気の少ない階段まで連れて行かれた。
「なんの用事ですか?てかまず誰ですか?」
『私たちは海斗くんと同じクラスなんだけど』
「そ、そうなんですか...で、その人たちが私になんの用事ですか?」
『海斗くんに近づかないでもらえます!?』
『かりんはずっと海斗くんが好きだったのに!』
『そうよ!海斗くんは女の影なんてひとつもなかったのに!あんたがいきなり現れて!』
(へ〜この子かりんって名前なんだ。海斗くんが好きねぇ〜でほかの子たちは関係ある?)
なんて呑気に考えていた。
『ねぇ?聞いてる?』
「聞いてますけど...」
バイト先に遊びに来てくれているときはそのままバイトが終わるまで待ってくれて家まで送ってくれた。
その間も毎日のように一希くんは夢に出てきて、必ずいきなり消えてしまう。
そんな夢をみていた。
今日もいつも通り海斗くんと登校していた。
『あの!佐々木絵理奈さんですよね?』
海斗くんと離れるなりいきなり声を掛けられた。
「はい。そうですけど...」
『ちょっといいですか?』
そう言い人気の少ない階段まで連れて行かれた。
「なんの用事ですか?てかまず誰ですか?」
『私たちは海斗くんと同じクラスなんだけど』
「そ、そうなんですか...で、その人たちが私になんの用事ですか?」
『海斗くんに近づかないでもらえます!?』
『かりんはずっと海斗くんが好きだったのに!』
『そうよ!海斗くんは女の影なんてひとつもなかったのに!あんたがいきなり現れて!』
(へ〜この子かりんって名前なんだ。海斗くんが好きねぇ〜でほかの子たちは関係ある?)
なんて呑気に考えていた。
『ねぇ?聞いてる?』
「聞いてますけど...」