クリスマスのあの日私はあなたに出会えて良かった
「あ!おかえり絵理奈〜」

「どうだった?」

「絵理奈さん?」

「告白だったよ...」

「フゥ〜」

と友達は冷やかしてきた。

「絵理奈さん返事はしたの?」

海斗くんは不安そうに聞いてきた。

「うん...断ってきた!」

「え〜なんで?!」

友達は残念そうに言った。

「私にはほかの人がいるから」

「それって...!」

「違うよ?私が一方的に思い続けてる人がいるの」

「なんだぁ〜彼氏がいるのかと思った〜」

「それって...?」

こっそりと耳打ちしてきた海人くんに私は

「そう。一希くん」

と返した。

「そっか。よかった!まだ一希のこと好きでいてくれているんだね」

「うん!」
< 36 / 45 >

この作品をシェア

pagetop