クリスマスのあの日私はあなたに出会えて良かった
私たちが店の中に入ると店長と海斗くんは口を開けていた。

先に声を出したのは海斗くんだった。

「一希?一希本物?」

「あぁ」

「一希ぃ〜ずっと会いたかった〜」

そう言って一希くんと海斗くんは抱き合った。

「帰ってきてくれて嬉しい!」

「連絡くれてたのに悪かった。」

「そんなこと全然いいよぉ〜」

「豊田か?ほんとうに豊田か?」

「店長いきなり辞めてしまってすみませんでした。」

「そんなこと全然良いんだよ!もう一度うちで働いてくれないか?」

「良いんですか?」

「あぁ、もちろんだよ!」

「よかったね一希くん!」

「あぁ」

「一希、絵理奈さんその感じだとうまくいったんだね!」

「うん!さっき結婚を前提に付き合おうって言われた。」

「おい!恥ずかしいから言うな!」

「良いじゃん!」

「そうだよ一希!良いじゃん!」
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