縁結び~名前も知らない君が好き~


家の前まで送ってくれて、ここでお別れかと思うと少し寂しいが時間はどうしても進んでいく。






「送ってくださりありがとうございました!では、また学校で!」






「あっ、ちょっと待って」







「?」







「これ渡したくて、今日付き合ってくれたお礼に」







ポケットから出された箱。







手に取り箱を開けてみると……。

< 110 / 163 >

この作品をシェア

pagetop