縁結び~名前も知らない君が好き~
第二章
協力関係
――――?side
浮気をされて泣いている彼女には申し訳ないが、聞きたいことは聞けた。
あとは、泣き終わるのを待つだけ……だと思っていたのに――。
「先生!」
「うわっ!どうしたの?」
ちょうどお茶の時間だったらしい保健医、いきなり扉を開けた俺に相当驚いたらしい。
「校舎裏で女子生徒が苦しみだして、急いできてください!」