縁結び~名前も知らない君が好き~


急に大きな声で話したことによって彼だけでなく、野次馬まで静かになった。







「さっきから友情ごっこを楽しんでるようだけど、私冬弥に我儘を言ったことなんて一度も無いけど」







「それはあんたが気づいてないだけで……」







「なんなら冬弥からもっと我儘を言って欲しいって言われるぐらい、私冬弥に我儘を言ったことない」







バッと冬弥の方向いて確認を取ろうとするお友達?だが目を合わせようとしない冬弥。

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