縁結び~名前も知らない君が好き~


「もう、あんた要らないから、私に関わらないでね。こんなにダサいなんて……顔はかっこいいのにね」






簡単に俺を切捨てる浮気相手……。もう俺の隣には誰もいない。







「おい、浮気してたのか?何かの間違いなんじゃないのか?」







さっきまで居た野次馬たちは飽きたのか帰り始めている。







「勘違いだよな?さっきお前の彼女が言ってたのは嘘だよな?」







最後まで俺を信じようとしている正樹。


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