性悪毒舌アイドルと甘すぎる日常を。
…って、私ったらなに見とれてんだか。
この野郎は、見た目はイケメンだけど中身はクソ野郎なんだから。
「お前のお手伝いは社長命令らしい。だから連絡先教えろ」
「だからスマホ持ってないんだって」
「チッ。使えねぇな」
「てか、別にいいじゃん。隣なんだから」
「……あーマジで引っ越そうかな」
「追いかけていくから安心して」
「結局ストーカーじゃねぇか」
はっ!私としたことが!
なにが“追いかけていく”よ。
ミスった!
変なこと言うんじゃなかった!
「あ、あのさ、恥を忍んで聞くんだけど」
「なに」
30センチ以上上から冷たい目線を投げかけられて怖いけど、きっとこの人は悪い人じゃない。
危害は加えてこないだろうから、安心して頼ろう。
頼れる人がいなかったら私は野垂れ死んでしまう。
頼りたくはないけど、社長らしいし、ありがたく甘えさせていただくとするか。
「オートロックの解除のし方、教えてくれませんか?」
この野郎は、見た目はイケメンだけど中身はクソ野郎なんだから。
「お前のお手伝いは社長命令らしい。だから連絡先教えろ」
「だからスマホ持ってないんだって」
「チッ。使えねぇな」
「てか、別にいいじゃん。隣なんだから」
「……あーマジで引っ越そうかな」
「追いかけていくから安心して」
「結局ストーカーじゃねぇか」
はっ!私としたことが!
なにが“追いかけていく”よ。
ミスった!
変なこと言うんじゃなかった!
「あ、あのさ、恥を忍んで聞くんだけど」
「なに」
30センチ以上上から冷たい目線を投げかけられて怖いけど、きっとこの人は悪い人じゃない。
危害は加えてこないだろうから、安心して頼ろう。
頼れる人がいなかったら私は野垂れ死んでしまう。
頼りたくはないけど、社長らしいし、ありがたく甘えさせていただくとするか。
「オートロックの解除のし方、教えてくれませんか?」