余命宣告された私が出会ったのは、キスで寿命を伸ばすことのできる人でした。
大樹とキスをするたびに萌の体は元気を取り戻していく。
胸の中には好きという感情が膨れ上がり、今にも破裂してしまいそうなくらいだ。
「今日も大樹くんが送ってくれたの?」
玄関の開閉音に気がついて、リビングにいた母親がやってきた。
「うん」
ニヤけるのをどうにか抑えてうなづく。
キッチンからは美味しそうなカレーの匂いが漂ってきている。
「ねぇお母さん。仕事またフルタイムになっても大丈夫だよ?」
リビングへ向かった萌はふと思いついたことをそのまま口に出した。
母親は萌の体を心配して仕事量を減らしている。
だけど最近はとても調子がいいし、悪化するような気配もない。
胸の中には好きという感情が膨れ上がり、今にも破裂してしまいそうなくらいだ。
「今日も大樹くんが送ってくれたの?」
玄関の開閉音に気がついて、リビングにいた母親がやってきた。
「うん」
ニヤけるのをどうにか抑えてうなづく。
キッチンからは美味しそうなカレーの匂いが漂ってきている。
「ねぇお母さん。仕事またフルタイムになっても大丈夫だよ?」
リビングへ向かった萌はふと思いついたことをそのまま口に出した。
母親は萌の体を心配して仕事量を減らしている。
だけど最近はとても調子がいいし、悪化するような気配もない。