海天使
「うう...」

「わかった?」

「うん...」



こうも甘くされると顔が...

なんて思いながら陽向から目を反らす。

すると目の前にはみんながいた。

わ、忘れてた!!



「熱いな、いつまで経っても」

「「幸せだね~!!」」

「2人とも、もう大人でしょ?」



上から紅葉、菜野花、亜生くん、乃彩。

乃彩の言葉に陽向は反論してるけど、私はその通りだと思った。

もう私たち22歳なのに...

しっかりした大人なのに...

なんて考えていると陽向に腕を引っ張られる。



「みーう!いつまで経っても、俺は海羽のこと、離さないから」

「っ!!」



いい大人でも、イチャついたっていいよね?

陽向は私の運命の人で、たった1人の王子様なんだし!

私は陽向の耳元でささやく。



「じゃあ...一生そばにいて下さい」

「当たり前!」



私はこれから先ずっと、困った王子様から離れられないようです。
< 7 / 7 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

泣きたい貴方に...~いつか虹が見えるよと~
晴野妃/著

総文字数/630

恋愛(その他)17ページ

表紙を見る
もう遅いよ...
晴野妃/著

総文字数/5,328

恋愛(その他)22ページ

表紙を見る
水と油の私達
晴野妃/著

総文字数/9,636

恋愛(キケン・ダーク)35ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop