ごじうおん


夜が白み始めたころ。

首なき躯は起き上がる。

プルプル震え、ガバッと起きる。

首がなくなり、ただただ狼狽。



首が無くなった人の体。

仕方がないので立ち上げる。

首を探すため立ち上がる。

鎌と酒と塗り薬。

握り締め、山道に消えた。


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