ごじうおん
何処かの教科書にありがちの説明文モドキな考えが頭に浮かんでは消える。

練り直された思考が霧散したかと思えば、もやもやと何かを形成しかけている。


そんな私の脳内だったが、とりあえず「明日」は来ないことだけは理解できた。




熱風と光の粒子が、私を覆い始めたころのことだった。
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