ごじうおん
「その前に、あのでっかいのは俺らのことを全部ひっくるめて“とり”と呼ぶのは知ってるか?」
「え、そうなん?」
「あいつらは、色と大きさ以外で俺たちを見分けん。面倒な時は俺ら全部ひっくるめて“とり”と呼ぶわけだ。」
「体と同じく大雑把な奴らやなぁ。」
「実はこの間、茶色の爺さんと話してたら、おれも爺さんも“ことり”って呼ばれたんだ。俺とあの爺さんは同じぐらいの体格だろ?だから“こ”というのは、色の違いを表すもんじゃねぇな。」
「ということは……“こ”ってのは大きさの事なん?」
「だろうな。そんでもって、あの灰色の旦那よりも俺やお前、ひいては茶色の爺さんの方が体が小せぇ。つまり…」
「え、そうなん?」
「あいつらは、色と大きさ以外で俺たちを見分けん。面倒な時は俺ら全部ひっくるめて“とり”と呼ぶわけだ。」
「体と同じく大雑把な奴らやなぁ。」
「実はこの間、茶色の爺さんと話してたら、おれも爺さんも“ことり”って呼ばれたんだ。俺とあの爺さんは同じぐらいの体格だろ?だから“こ”というのは、色の違いを表すもんじゃねぇな。」
「ということは……“こ”ってのは大きさの事なん?」
「だろうな。そんでもって、あの灰色の旦那よりも俺やお前、ひいては茶色の爺さんの方が体が小せぇ。つまり…」