碧色日和
 予定ではヒロインが頑張る話だったんですが、ヒロインの相方であるタロ先輩という黒柴キャラが頑張って解決していました笑

 エピソードは一緒なのですが、彼がね、グイグイ話し出したから……!

 実はこういう、予定外のキャラがでしゃばってくるということが私の小説ではよくあります。

 というのも、私のプロットは展開は決めているものの、そのエピソードに入ったときのキャラたちのことはあえて決めないようにしているんです。

 キャラも生きている、と私は思っているので彼らの自主性に任せているといいますか……!


 例えばなのですが……
 
 お祭りに行く、途中で鼻緒が切れる。というエピソードがあったとして、その展開は変わりません。
 お祭りに行くし、鼻緒は絶対切れます。

 でも、そのエピソードに対する行動は遭遇するキャラに任せているんですよね。

 喧嘩っプルで行ったなら、きっとたこ焼きか焼きそばかで揉めながらギャーギャー騒ぎ、その騒ぎのせいで鼻緒が切れるかもしれない。
 鼻緒が切れたら、また揉めながら、ヒーローがおんぶしてくれたりするかもしれない。
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