碧色日和
 反対に、お嬢様のようなキャラたちが行ったなら、きっとひとつの焼きそばを「初めて食べますわ」なんて話ながらどこかに座って仲良く食べたりするかもしれない。
 おんぶじゃなくお姫様抱っこするのかもしれないし、自分の靴を脱いでヒロインに履かせてあげるのかもしれない。

 そういう『空気感』や『行動』を、実際そのエピソードにぶつかった時に「この子達ならどうするだろう?」と思い浮かべて書くんです。

 なので、エピソードは同じでも全然違う展開になったりすることが多いタイプともいえますね!


 そしてこのアバター警察でもまさにそんな感じで、タロ先輩がでしゃばってなんかいいところを全てかっさらいました笑

 そういうこともある……!


 本当はもっと上手く、タロ先輩の正体もエピソードで出すつもりだったのですが、そこは私の実力不足で匂わせくらいで終わってしまって。

 ただ、このお話は「週刊少年誌の打ち切りみたいな終わりにしたい!」(語弊)というコンセプトのもと、「俺たちの戦いはまだこれからだ!」という、これからもずっと続くようなエンディングになっておりまして。
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