碧色日和
 戦場という神経を研ぎ澄ます場所以外で体力を使い、自然な流れで眠りに落ちないか? という最後の望みにかけて放り込まれたヒーローとのラブコメです。


 実は緊張すると神経が昂り『相手に夢を見せる魔法』を無意識に発動することが出来るリリス。
 その魔法に気付いたシャルは、大金をひたすら積んで彼女に魔法をかけてほしいと頼んで……。


 寝かせる、ではなく夢を見せる、というところにも伏線があり、後半でそこが活きるように考えておりました。
(ちゃんと本編でこの伏線回収しております、ご安心を!)

 ヒーローは戦争後遺症で不眠を患っておりました。


 なんとか魔法を発動して欲しいヒーローは、ヒロインに色んなえっちなことをしてドキドキさせ眠る日々。
 そうやって少しずつ仲良くなると、今度はちゃんとえっちなことがしたくなる訳で。

 ところが魔法が発動すると寝てしまうヒーローはいつも寸止めで終わり……というラブコメでした。


 ちなみに二部構成になっており、二人が両想いになってから戦場に戻ったシャルが生死不明になり、No.1娼婦であるリリスがNo.1を捨ててヒーローを探しに行きます。
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