最強メイド!おぼっちゃまたちをお守りします!
か弱く見えたってヴァンパイア。力だって結構あるんだから!
まさに“ばったばったとなぎ倒し”って感じで覆面男たちを一人残らず倒した私は、クロちゃんを構えて彼らに宣言した。
「私が護衛をしている限り、彼らに手出しなんかさせないんだから!」
「っち! 仕方ねぇ、引くぞ!」
私の宣言に、一人の覆面男の指示で彼らは去って行った。
覆面男たちの姿が見えなくなって、緊迫した雰囲気もやわらぐ。
また変な人が来ないか周囲を確認してから、私はやっと構えをといた。
一安心して柊さんたちの近くに行くと、護衛の人たちの間から紫苑くんが走り出てくる。
「ののねーちゃんすごい! かっこいい!」
怖がっていないかなって心配したけれど、キラキラしたその目には恐怖なんて全く映っていなくて安心する。
「すごくてかっこよくて、キレイでかわいくて……とにかくののねーちゃんはすごいの!」
紫苑くんなりの称賛に私はふにゃっと表情をくずす。
まさに“ばったばったとなぎ倒し”って感じで覆面男たちを一人残らず倒した私は、クロちゃんを構えて彼らに宣言した。
「私が護衛をしている限り、彼らに手出しなんかさせないんだから!」
「っち! 仕方ねぇ、引くぞ!」
私の宣言に、一人の覆面男の指示で彼らは去って行った。
覆面男たちの姿が見えなくなって、緊迫した雰囲気もやわらぐ。
また変な人が来ないか周囲を確認してから、私はやっと構えをといた。
一安心して柊さんたちの近くに行くと、護衛の人たちの間から紫苑くんが走り出てくる。
「ののねーちゃんすごい! かっこいい!」
怖がっていないかなって心配したけれど、キラキラしたその目には恐怖なんて全く映っていなくて安心する。
「すごくてかっこよくて、キレイでかわいくて……とにかくののねーちゃんはすごいの!」
紫苑くんなりの称賛に私はふにゃっと表情をくずす。