最強メイド!おぼっちゃまたちをお守りします!
「望乃ちゃん、この子たちを守ってくれて本当にありがとう。あなたに護衛を頼んで良かったわ」
「あ、はい!」
美奈都さんの感謝の言葉を私は素直に受け取った。
でも、そこに無邪気な紫苑くんの声が上がる。
「あ、でもねー。はしたないのは、めーなんだよ?」
「え? はしたない?」
とたん、美奈都さんと紫苑くん以外の表情が固まる。
紫苑くん、それは言わなくていいからぁ!
またしてもわからない美奈都さんは、柊さんと杏くんに説明を求めて視線を送る。
でも、今回は二人とも説明しづらい感じで目をそらしてしまった。
二人とも、それ意味深だから。
いっそハッキリ説明してくれた方が良かったよ!
二人の態度に不満を覚えていると、答えがないことで本人に聞けばいいとでも思ったのか美奈都さんは私に聞いてきた。
「望乃ちゃん、どういうこと?」
「あーそのですね。クロちゃん……私の武器の携帯場所がちょっと問題だったみたいで……」
仕方ないので私の口から一通り説明させてもらうと、美奈都さんは「あらあら」と口元に手をそえる。
チラリと柊さんと杏くんを見て、クスッと小さく笑った。
「青春ねぇ……でもそうね、確かに年頃の女の子がスカートたくし上げちゃあダメよね」
私に視線を戻した美奈都さんは、柊さんたちと同じ意見だったみたいで困り笑顔を浮かべる。
そして一つ提案をしてきた。
「もしよかったら、携帯しやすそうなバッグを見つくろってあげるわ。お礼も兼ねて」
「え?」
「親友の娘へのプレゼントよ」
依頼人である美奈都さんから個人的にものを貰うのはよくない。
けれど、他の携帯方法に悩んでいたから正直助かるなと思って二つ返事で受け入れちゃった。
「あ、はい!」
美奈都さんの感謝の言葉を私は素直に受け取った。
でも、そこに無邪気な紫苑くんの声が上がる。
「あ、でもねー。はしたないのは、めーなんだよ?」
「え? はしたない?」
とたん、美奈都さんと紫苑くん以外の表情が固まる。
紫苑くん、それは言わなくていいからぁ!
またしてもわからない美奈都さんは、柊さんと杏くんに説明を求めて視線を送る。
でも、今回は二人とも説明しづらい感じで目をそらしてしまった。
二人とも、それ意味深だから。
いっそハッキリ説明してくれた方が良かったよ!
二人の態度に不満を覚えていると、答えがないことで本人に聞けばいいとでも思ったのか美奈都さんは私に聞いてきた。
「望乃ちゃん、どういうこと?」
「あーそのですね。クロちゃん……私の武器の携帯場所がちょっと問題だったみたいで……」
仕方ないので私の口から一通り説明させてもらうと、美奈都さんは「あらあら」と口元に手をそえる。
チラリと柊さんと杏くんを見て、クスッと小さく笑った。
「青春ねぇ……でもそうね、確かに年頃の女の子がスカートたくし上げちゃあダメよね」
私に視線を戻した美奈都さんは、柊さんたちと同じ意見だったみたいで困り笑顔を浮かべる。
そして一つ提案をしてきた。
「もしよかったら、携帯しやすそうなバッグを見つくろってあげるわ。お礼も兼ねて」
「え?」
「親友の娘へのプレゼントよ」
依頼人である美奈都さんから個人的にものを貰うのはよくない。
けれど、他の携帯方法に悩んでいたから正直助かるなと思って二つ返事で受け入れちゃった。