17歳の秋、君と過ごした1泊2日。
1日目 夜
バスに乗ること1時間。
今夜泊まるホテルに到着する。
わぁ、おっきい...。
荷物を持ってホテルのロビーへ入ると、キラキラのシャンデリアがわたし達を迎えてくれた。
「うわぁキラキラだぁ...」
思わずこぼした独り言に優くんが笑う。
「みゆってキラキラ好きだよね」
「うん!キラキラ見てたらさ、なんか心が浄化されていく感じがしない?」
「...疲れてるなら話聞くよ?」
「もう、そういうのじゃなくてさぁ」
わたしがそこまで言ったタイミングで、2人同時に声をかけられた。
「宮野くん、部屋行きますよ」
「みゆちゃん温泉入ってダラダラしよー」
温泉に行くのはまだ早いよ、桜。
男子と女子ではフロアが違っていて、それに合わせて食事会場も違うから、2人とはここでバイバイ。
「桜ちゃんもみゆも、おやすみー」
「じゃあまた明日ね、優くん、委員長」
「明日の朝寝坊しないでよ、特に宮野 優。委員長この人よろしくね」
「え、嫌ですよ?起こしませんよ、めんどくさい」
そう言って4人で手を振り合った。
わたし達らしいバイバイの仕方だなぁ。
階段を登って、部屋へと入る。
何もすることがないということに気づいたわたし達。
「...大浴場行きます?」
「うん、行きましょ」
温泉に入ったあとは食事会場へ行き、大きなお肉をたくさん食べた。
はぁ〜お腹いっぱい。
そうだ、今日買ったピンつけよ。
部屋に戻ったわたしは、今日買ったヘアピンをつけようとリュックの中を探す。
...あれ?
ない。
あ、そういえば。
さっきヘアピンが見つからなかったから、買ったヘアピンで髪の毛留めて温泉行ったんだっけ。
その時に落としたのかも。
「ちょっとヘアピン探してくる!」
桜にそう伝えたわたしは大浴場へと向かった。
今夜泊まるホテルに到着する。
わぁ、おっきい...。
荷物を持ってホテルのロビーへ入ると、キラキラのシャンデリアがわたし達を迎えてくれた。
「うわぁキラキラだぁ...」
思わずこぼした独り言に優くんが笑う。
「みゆってキラキラ好きだよね」
「うん!キラキラ見てたらさ、なんか心が浄化されていく感じがしない?」
「...疲れてるなら話聞くよ?」
「もう、そういうのじゃなくてさぁ」
わたしがそこまで言ったタイミングで、2人同時に声をかけられた。
「宮野くん、部屋行きますよ」
「みゆちゃん温泉入ってダラダラしよー」
温泉に行くのはまだ早いよ、桜。
男子と女子ではフロアが違っていて、それに合わせて食事会場も違うから、2人とはここでバイバイ。
「桜ちゃんもみゆも、おやすみー」
「じゃあまた明日ね、優くん、委員長」
「明日の朝寝坊しないでよ、特に宮野 優。委員長この人よろしくね」
「え、嫌ですよ?起こしませんよ、めんどくさい」
そう言って4人で手を振り合った。
わたし達らしいバイバイの仕方だなぁ。
階段を登って、部屋へと入る。
何もすることがないということに気づいたわたし達。
「...大浴場行きます?」
「うん、行きましょ」
温泉に入ったあとは食事会場へ行き、大きなお肉をたくさん食べた。
はぁ〜お腹いっぱい。
そうだ、今日買ったピンつけよ。
部屋に戻ったわたしは、今日買ったヘアピンをつけようとリュックの中を探す。
...あれ?
ない。
あ、そういえば。
さっきヘアピンが見つからなかったから、買ったヘアピンで髪の毛留めて温泉行ったんだっけ。
その時に落としたのかも。
「ちょっとヘアピン探してくる!」
桜にそう伝えたわたしは大浴場へと向かった。