ぶりっ子OLのざまぁな結末と、私と彼の恋模様
「あのさ、プロジェクトは終わったけど、またこうして2人で飲みに来たいな」


安田の頬が赤いのは、お酒のせいか、それとも……。


「も、もちろん」


澄恵は恥ずかしくて安田の顔もまともに見ることができなかった。


安田はさっき触れ合った手を伸ばし、澄恵の手を握り締めた。


ぬくもりが澄恵へと伝わってくる。


全部を言葉にしなくても、2人の気持ちが通じ合った瞬間だった。


(やった!!)


澄恵の脳裏に久美や美穂や文音の悔しがる顔が一瞬浮かび、そしてすぐに消えて行ったのだった。



END
< 56 / 56 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:48

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

人食い寺と新聞部

総文字数/14,532

ホラー・オカルト50ページ

表紙を見る
あの子の成績表

総文字数/57,316

ホラー・オカルト136ページ

表紙を見る
過去夢の少女

総文字数/67,290

ホラー・オカルト186ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop