完全無欠な財閥御曹司の秘密は、私だけに××!
5章:急展開が過ぎる!
二日後の日曜、私はあのとき見上げたマンションの一室にいた。
部屋はぶち抜きだっただけでなく、リビングダイニングの広さは40畳以上。玄関だけで私の部屋くらいあった。
そしてその中に私の荷物が次々運び込まれていく。
「どうしてこんなことに……」
「早く、荷物を整理しろ」
「すみません。急展開すぎて頭の中が整理がつかないままで」
昨日、いろいろあった。いろいろと言ったらいろいろだ。
歓迎会は金曜、次の日は土曜で私は家事を済ませコンビニにアイスを買いに行こうとしたところで誘拐された。
ダックスフントみたいな長い車に乗せられて連れていかれたのは鳳月家本宅。
誘拐犯はなんと、弊社社長である鳳月大司だった。社長はなぜか私が部長と付き合ってると信じてるらしかった。
部長も呼び出され、社長は私たちを前に大激怒。間の悪いことに、今まで部長が見合いを相手から断らせていたのもバレたらしい。
社長は私に息子と別れろと迫り、部長には次のお見合い相手と必ず結婚して後継ぎを作れと命令した。
そこで――。
部屋はぶち抜きだっただけでなく、リビングダイニングの広さは40畳以上。玄関だけで私の部屋くらいあった。
そしてその中に私の荷物が次々運び込まれていく。
「どうしてこんなことに……」
「早く、荷物を整理しろ」
「すみません。急展開すぎて頭の中が整理がつかないままで」
昨日、いろいろあった。いろいろと言ったらいろいろだ。
歓迎会は金曜、次の日は土曜で私は家事を済ませコンビニにアイスを買いに行こうとしたところで誘拐された。
ダックスフントみたいな長い車に乗せられて連れていかれたのは鳳月家本宅。
誘拐犯はなんと、弊社社長である鳳月大司だった。社長はなぜか私が部長と付き合ってると信じてるらしかった。
部長も呼び出され、社長は私たちを前に大激怒。間の悪いことに、今まで部長が見合いを相手から断らせていたのもバレたらしい。
社長は私に息子と別れろと迫り、部長には次のお見合い相手と必ず結婚して後継ぎを作れと命令した。
そこで――。