キミと過ごした、光輝く270日間のキセキ【2.19おまけ追加・完結】
俺は葵の頬にそっと手を添えて、柔らかい唇に優しくキスを落とした。
目をまん丸にして、頬を真っ赤に染めた彼女。
ほら、こういうところが可愛いんだよ。
病院内では、こんな表情を一切見せずに仕事熱心だった。
そのギャップが、たまらないんだ。
「葵の全部が好き。好きすぎて、おかしくなりそう」
「そ、そんなに?」
「あぁ。……今すぐにでも襲ってしまいそう」
「えぇっ!?」
しまった、余計なことを言ってしまった。
せっかく我慢してたのに、葵がそばにいると抑えが効かなくなる。
情けないよな、俺。
でも、こんな余裕のない自分をさらけ出せるのも、葵だけだ。
「……私も、覚悟はできてます」
「はっ?」
「でも……もう少し、待って?」
俺のことを上目遣いで見つめ、恥ずかしそうにそう言った葵。
そんなこと言われたら、もう待つしかないじゃないか。
「あぁ、待つよ。覚悟できたら、教えて」
「……はい」
「それまでに襲ったら、本当にごめん……」
俺の言葉に、頬を真っ赤にした葵。そんな彼女の額に、そっとキスを落とす。
待ってやるさ。どんなに時間がかかっても。
俺は、もうこの先葵しかいらない。
そっと、葵の背中にそう呟いた。
目をまん丸にして、頬を真っ赤に染めた彼女。
ほら、こういうところが可愛いんだよ。
病院内では、こんな表情を一切見せずに仕事熱心だった。
そのギャップが、たまらないんだ。
「葵の全部が好き。好きすぎて、おかしくなりそう」
「そ、そんなに?」
「あぁ。……今すぐにでも襲ってしまいそう」
「えぇっ!?」
しまった、余計なことを言ってしまった。
せっかく我慢してたのに、葵がそばにいると抑えが効かなくなる。
情けないよな、俺。
でも、こんな余裕のない自分をさらけ出せるのも、葵だけだ。
「……私も、覚悟はできてます」
「はっ?」
「でも……もう少し、待って?」
俺のことを上目遣いで見つめ、恥ずかしそうにそう言った葵。
そんなこと言われたら、もう待つしかないじゃないか。
「あぁ、待つよ。覚悟できたら、教えて」
「……はい」
「それまでに襲ったら、本当にごめん……」
俺の言葉に、頬を真っ赤にした葵。そんな彼女の額に、そっとキスを落とす。
待ってやるさ。どんなに時間がかかっても。
俺は、もうこの先葵しかいらない。
そっと、葵の背中にそう呟いた。