それでも君を愛している
言葉はもういらないんじゃないかと思った。

5年も私はこの時を待っていた


私も先生を愛していた


先生の舌が私の口をそっと掻き回す。
その時に、初めてコーヒーの味がした。


苦いのに、なんて甘いんだろう。


先生の指は私の首に触れ、そして胸へと移動した。

服の上からなのに、先生の指に過敏に反応した


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