愛しのプラトニック・オレンジ~エリート消防官の彼と溺甘同居中~
柔らかな舌と温かな指先がそこを撫でるように動き、たまらずぴくんと体が震える。
「綺麗な曲線だな。俺にはないものだから、余計にそう思うよ」
そう言って自身のボタンも外していく。あらわになった逞しい体を見て、思わず息を呑んだ。
「私には北斗さんの方が綺麗に見えているよ。どうしてそんなに大きくて、逞しいんだろうって」
胸もお腹もがっしりとしていて、まるで西洋の彫刻のように美的。
柔らかそうな部分が全然なくて、上質な鎧に覆われているかのよう。
「鍛えてるからな」
おそるおそる手を伸ばし、硬い筋肉に触れる。
ああ、すごく温かくて、滑らかで気持ちがいい。私の肌とは、全然違う。
彫刻のように無機質な芸術作品じゃなくて、彼の呼吸に合わせて筋肉が躍動している。
「……すごい」
思わず呟く私に、彼がふっと笑みをこぼす。
「こんな体でよければ、好きに触れていいよ」
そう言って、脇腹に触れる私の手を押しつけるように握る。
彼の放つ熱にあてられて、溶けてしまいそうだ。私まで体温が上昇していくのを感じる。
「……なら、私のも。よければ……どうぞ」
音にして初めて、なんて恥ずかしいことを言ってしまったのだろうと後悔した。
「綺麗な曲線だな。俺にはないものだから、余計にそう思うよ」
そう言って自身のボタンも外していく。あらわになった逞しい体を見て、思わず息を呑んだ。
「私には北斗さんの方が綺麗に見えているよ。どうしてそんなに大きくて、逞しいんだろうって」
胸もお腹もがっしりとしていて、まるで西洋の彫刻のように美的。
柔らかそうな部分が全然なくて、上質な鎧に覆われているかのよう。
「鍛えてるからな」
おそるおそる手を伸ばし、硬い筋肉に触れる。
ああ、すごく温かくて、滑らかで気持ちがいい。私の肌とは、全然違う。
彫刻のように無機質な芸術作品じゃなくて、彼の呼吸に合わせて筋肉が躍動している。
「……すごい」
思わず呟く私に、彼がふっと笑みをこぼす。
「こんな体でよければ、好きに触れていいよ」
そう言って、脇腹に触れる私の手を押しつけるように握る。
彼の放つ熱にあてられて、溶けてしまいそうだ。私まで体温が上昇していくのを感じる。
「……なら、私のも。よければ……どうぞ」
音にして初めて、なんて恥ずかしいことを言ってしまったのだろうと後悔した。