過去の扉と今の扉
「なら、里親に出して美優ちゃんを幸せにしてあげましょ?」

「嫌です。私は美優の為に仕事をして、迎えに行くそれだけです」

私が、児相に怒りをぶつけてしまった。

「彼氏さんも、何とか説得お願いします」

「この人は、彼氏じゃありません。シェアで一緒に暮らしてるだけで、この家も私名義です」

「なぁ、瞳。サインしろ」

「なんで?」

「その方が、子供の為や」

「関係ない、あんたに言われたくない」

「ねぇ。瞳さん、美優ちゃんを殺したいんですか?」

「あなたには、育てれない」

児相の人も、シェアしてた関係ない同居人にも
追い詰められ精神的にダメージを与えられた。

私を無視され、話が勝手にまた進められ里親に出された。
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