相思相愛・夫婦の日常~カナ♡ネオ編~
“覗く気になったら”
でも嶺音は、覗く気になれなかった。
やっぱり、見る勇気が持てない。
「帰りたいな…」
ここにいれば、覗く気になれなくても、奏弟に少しでも早く会える。
そんな気持ちもあり、誘いに乗ったのはいいが、帰って自宅マンションでテレビを見てる方がよっぽど楽だと気づく。
愛田に、帰ることを伝えようと電話をかけるが忙しいのか、繋がらない。
かといって、どこか抜けている嶺音に、メッセージを送って帰るという発想もない。
結局、愛田が戻ってくるまでひたすら座って待っていた。
しばらくして、愛田がカヲル達19時上がりの従業員と共に戻ってきた。
「わりぃ、嶺音。
ちょっと、トラブルがあってさ」
「嶺音だ!」
「どうしたの?嶺音」
「イワカナの迎え?」
「……/////」
(な、なな…何この、イケメン軍団…//////)
思わず、カヲル達を見て見惚れる嶺音。
嶺音はLOVE vacationに来たことがない。
そのため、奏弟やカヲル達の執事姿を見たことがない。
初めて見る、カヲル達の執事姿に見惚れ固まっていた。
「嶺音?どうした?」
特にカヲルは、容姿が整った男。
奏弟にベタ惚れの嶺音でさえ、カヲルを見て惚れぼれするのだ。
奏弟はどんな破壊力があるかわからない。
「/////ら、ラブ」
「ん?」
「私、帰るね」
「は?
ちょっと待てよ!
今、飯作らせてるからさ。
食って帰れよ!
で、奏弟と帰りゃいいだろ?
お前の好きな、チーズケーキもつけてやる!」
「え!?チーズケーキ!?」
「おっ!食いついた!(笑)」
(………って!違う!
無理、無理!
カヲルでさえこれなんだから、カナの執事姿なんて見れないよ!)
しかし、真面目な嶺音。
“夕食を作っている”と聞かされて、帰るなんてできない。
また帰れなくなってしまったのだった。
愛田やカヲル達と食事をしている、嶺音。
「……/////」
(それにしても、スッゴい空間だよね……
贅沢だな……私)
カヲル達執事と愛田。
イケメンに囲まれ、食事をする。
まさに、逆ハーレムだ。
「こんなとこ、ラブバケに来てるお客さんが知ったら、嫉妬の嵐だろうね……(笑)」
苦笑いをしながら、ポツリと言った嶺音。
「でも嶺音とは、僕達がラブバケで働く前から知り合ってるし!」
「そうそう!
イワカナの女で、俺達のダチだもん!」
カヲル達が微笑み言う。
ほんとに、カッコいい人達だ。
そして愛田がポツリと言った。
「まぁでも。
こんな光景、奏弟が見たら嫉妬すんだろうなぁー」
でも嶺音は、覗く気になれなかった。
やっぱり、見る勇気が持てない。
「帰りたいな…」
ここにいれば、覗く気になれなくても、奏弟に少しでも早く会える。
そんな気持ちもあり、誘いに乗ったのはいいが、帰って自宅マンションでテレビを見てる方がよっぽど楽だと気づく。
愛田に、帰ることを伝えようと電話をかけるが忙しいのか、繋がらない。
かといって、どこか抜けている嶺音に、メッセージを送って帰るという発想もない。
結局、愛田が戻ってくるまでひたすら座って待っていた。
しばらくして、愛田がカヲル達19時上がりの従業員と共に戻ってきた。
「わりぃ、嶺音。
ちょっと、トラブルがあってさ」
「嶺音だ!」
「どうしたの?嶺音」
「イワカナの迎え?」
「……/////」
(な、なな…何この、イケメン軍団…//////)
思わず、カヲル達を見て見惚れる嶺音。
嶺音はLOVE vacationに来たことがない。
そのため、奏弟やカヲル達の執事姿を見たことがない。
初めて見る、カヲル達の執事姿に見惚れ固まっていた。
「嶺音?どうした?」
特にカヲルは、容姿が整った男。
奏弟にベタ惚れの嶺音でさえ、カヲルを見て惚れぼれするのだ。
奏弟はどんな破壊力があるかわからない。
「/////ら、ラブ」
「ん?」
「私、帰るね」
「は?
ちょっと待てよ!
今、飯作らせてるからさ。
食って帰れよ!
で、奏弟と帰りゃいいだろ?
お前の好きな、チーズケーキもつけてやる!」
「え!?チーズケーキ!?」
「おっ!食いついた!(笑)」
(………って!違う!
無理、無理!
カヲルでさえこれなんだから、カナの執事姿なんて見れないよ!)
しかし、真面目な嶺音。
“夕食を作っている”と聞かされて、帰るなんてできない。
また帰れなくなってしまったのだった。
愛田やカヲル達と食事をしている、嶺音。
「……/////」
(それにしても、スッゴい空間だよね……
贅沢だな……私)
カヲル達執事と愛田。
イケメンに囲まれ、食事をする。
まさに、逆ハーレムだ。
「こんなとこ、ラブバケに来てるお客さんが知ったら、嫉妬の嵐だろうね……(笑)」
苦笑いをしながら、ポツリと言った嶺音。
「でも嶺音とは、僕達がラブバケで働く前から知り合ってるし!」
「そうそう!
イワカナの女で、俺達のダチだもん!」
カヲル達が微笑み言う。
ほんとに、カッコいい人達だ。
そして愛田がポツリと言った。
「まぁでも。
こんな光景、奏弟が見たら嫉妬すんだろうなぁー」