相思相愛・夫婦の日常~カナ♡ネオ編~
「あ!じゃあ今度、嶺音さんも来ません?飲み会」
不意に、マカナが嶺音に言った。
「え?飲み会?」
「マカナの大学の子達と親睦会?ってゆうか、飲み会の約束してて!」
「…って言っても、大学生だけじゃなくて私達みたいな社会人もいるんです!」
「気軽に食べて飲む、パーティーみたいな!」
「へぇー、楽しそうだね!
カヲル達も行くの?」
「「「来ませんよ!!」」」
「え?」
三人に全力で否定され、嶺音は少しフリーズする。
「カヲル達が来たら…」
「それこそ、大パニックです!」
「女の子達が、ナナト達に釘付けになるから」
「そっか!
カッコいいもんね、カヲル達」
「てことで、行きましょ?」
「ストレス発散になるし!」
「ストレス?」
「はい!ちやほやされて、良いですよ?」
「ちやほや??」
奏弟達が、迎えに来て自宅マンションに帰り着いた奏弟と嶺音。
「━━━━━ん?飲み会?」
嶺音は、奏弟に報告していた。
「うん!サキコちゃん達に誘われたの!
その日、カナは22時まででしょ?
だからいいかなって」
「それって、男いんの?」
「んー、たぶん」
「は?いいって言うと思ってんの?」
「え?いいって言うと思ってるよ」
「………」
「え?ダメなの?」
「ダメ」
「えー!なんでー?」
「飲み会って時点で、ダメ。
女友達と食事して、食事メインで酒一杯だけとかならいいよ。
でも、飲み会はダメ!
ましてや、男がいるとか尚更」
「でも、行くって言っちゃったし」
「は?勝手に約束すんなよ」
「そんな怒んないでよ!」
「怒るにきまってんじゃん!
マカナには、俺が断っておく!」
「え?断るなら、自分で断るから!」
「は?これ以上、俺を怒らせるなよ」
「は?自分で断ることの、何が怒ることなの?」
「………」
奏弟は、無言でスマホを操作し始める。
「あ、コウシン?
マカナいる?
じゃあ、呼んで?
━━━━━あ、マカナ?
お前が誘った飲み会あるじゃん?
うん。それ、ネオちゃんは行かないから。
は?行かせるわけねぇじゃん!
だからぁ!行かせねぇよ!!」
マカナがまだ何か話しているようだったが、奏弟はブチッと通話を切った。
「カナ」
「あ?なんだよ」
「そんな言い方ないでしょ!」
「だいたい!マカナが余計なこと言うからだろ!?」
「だから!そんな怒んないで!
カナ、怖い……」
「………」
奏弟は黙ってしまい、煙草を握りしめベランダに出ていった。
でもすぐに戻ってきて「煙草買ってくる」と言って、出ていってしまった。
嶺音は一人取り残されたように、しばらくポツンと突っ立っていた。
不意に、マカナが嶺音に言った。
「え?飲み会?」
「マカナの大学の子達と親睦会?ってゆうか、飲み会の約束してて!」
「…って言っても、大学生だけじゃなくて私達みたいな社会人もいるんです!」
「気軽に食べて飲む、パーティーみたいな!」
「へぇー、楽しそうだね!
カヲル達も行くの?」
「「「来ませんよ!!」」」
「え?」
三人に全力で否定され、嶺音は少しフリーズする。
「カヲル達が来たら…」
「それこそ、大パニックです!」
「女の子達が、ナナト達に釘付けになるから」
「そっか!
カッコいいもんね、カヲル達」
「てことで、行きましょ?」
「ストレス発散になるし!」
「ストレス?」
「はい!ちやほやされて、良いですよ?」
「ちやほや??」
奏弟達が、迎えに来て自宅マンションに帰り着いた奏弟と嶺音。
「━━━━━ん?飲み会?」
嶺音は、奏弟に報告していた。
「うん!サキコちゃん達に誘われたの!
その日、カナは22時まででしょ?
だからいいかなって」
「それって、男いんの?」
「んー、たぶん」
「は?いいって言うと思ってんの?」
「え?いいって言うと思ってるよ」
「………」
「え?ダメなの?」
「ダメ」
「えー!なんでー?」
「飲み会って時点で、ダメ。
女友達と食事して、食事メインで酒一杯だけとかならいいよ。
でも、飲み会はダメ!
ましてや、男がいるとか尚更」
「でも、行くって言っちゃったし」
「は?勝手に約束すんなよ」
「そんな怒んないでよ!」
「怒るにきまってんじゃん!
マカナには、俺が断っておく!」
「え?断るなら、自分で断るから!」
「は?これ以上、俺を怒らせるなよ」
「は?自分で断ることの、何が怒ることなの?」
「………」
奏弟は、無言でスマホを操作し始める。
「あ、コウシン?
マカナいる?
じゃあ、呼んで?
━━━━━あ、マカナ?
お前が誘った飲み会あるじゃん?
うん。それ、ネオちゃんは行かないから。
は?行かせるわけねぇじゃん!
だからぁ!行かせねぇよ!!」
マカナがまだ何か話しているようだったが、奏弟はブチッと通話を切った。
「カナ」
「あ?なんだよ」
「そんな言い方ないでしょ!」
「だいたい!マカナが余計なこと言うからだろ!?」
「だから!そんな怒んないで!
カナ、怖い……」
「………」
奏弟は黙ってしまい、煙草を握りしめベランダに出ていった。
でもすぐに戻ってきて「煙草買ってくる」と言って、出ていってしまった。
嶺音は一人取り残されたように、しばらくポツンと突っ立っていた。