相思相愛・夫婦の日常~カナ♡ネオ編~
「は?なんで怒ってんの?」
「は?カナが先に、怒ってたんでしょ!」
「だから!頭冷やすために外出て来たんだろ?」
「なんで外に出たの?って、カナに会いたかったから!
嫌われたら、生きてけないから慌てて出たの!!
ドジなことはわかってるけど、慌ててたんだからしょうがないでしょ!!?
カナが怒ってて怖かったけど、会って、顔を見て、ちゃんと謝りたいと思ったから外に出て追いかけたの!!!!」
「ネオちゃん…ごめ…俺、そんなつもりで━━━━━」
今度は、奏弟の方が狼狽えだす。
「も…いいよ……」
ゆっくり立ち上がる、嶺音。
そして、ゆっくり歩きだす。
「え?ネオ…ちゃ…」
「寝る…」
ポツリと言い、寝室に向かった。
服を脱ぎ、パジャマに着替えてベッドに入る。
また目が潤んできて、布団をかぶった。
そのまま、眠っていた。
少しして、ゆっくり寝室のドアが開く。
「ネオちゃん…」
奏弟が、窺うように入ってきた。
「ネオちゃん、ごめんね。
ごめん。だから━━━━━━
ん?…………寝てる…か…」
優しく、嶺音の前髪を払う。
「寝顔…可愛いな…/////
━━━━━俺のいない飲み会なんて行かせるわけねぇじゃん。
しかも、男がいるって……
ネオちゃん、自分がどんだけ魅力があるかわかってねぇし。
ネオちゃんは俺だけのモンだろ?
その可愛い顔は、俺だけのモン。
笑顔も、泣き顔も、困った顔も、怒った顔も…全部、俺だけのモンなんだからな!
……………やっと手に入れたんだ。
誰にも渡したくない━━━━━」
その後奏弟は、嶺音を後ろから抱き締めて眠りについた。
朝起きると嶺音はいなくて、テーブルにメモが置いてあった。
“行ってきます。朝ごはん、冷蔵庫に入ってます”
「は?まだ、7時だし。
もう、行ったのかよ……」
まだ、続きがある。
“私も頭を冷やしたいので、今日は仕事終わるまで連絡しないでください”
と書かれていた。
奏弟は力なく、メモ用紙を持つ手を下ろす。
そしてソファに座り、背もたれにもたれて天井を見上げた。
「…………先にちゃんと…謝らせろよ…」
奏弟の声が、弱々しく部屋に響いていた。
「は?カナが先に、怒ってたんでしょ!」
「だから!頭冷やすために外出て来たんだろ?」
「なんで外に出たの?って、カナに会いたかったから!
嫌われたら、生きてけないから慌てて出たの!!
ドジなことはわかってるけど、慌ててたんだからしょうがないでしょ!!?
カナが怒ってて怖かったけど、会って、顔を見て、ちゃんと謝りたいと思ったから外に出て追いかけたの!!!!」
「ネオちゃん…ごめ…俺、そんなつもりで━━━━━」
今度は、奏弟の方が狼狽えだす。
「も…いいよ……」
ゆっくり立ち上がる、嶺音。
そして、ゆっくり歩きだす。
「え?ネオ…ちゃ…」
「寝る…」
ポツリと言い、寝室に向かった。
服を脱ぎ、パジャマに着替えてベッドに入る。
また目が潤んできて、布団をかぶった。
そのまま、眠っていた。
少しして、ゆっくり寝室のドアが開く。
「ネオちゃん…」
奏弟が、窺うように入ってきた。
「ネオちゃん、ごめんね。
ごめん。だから━━━━━━
ん?…………寝てる…か…」
優しく、嶺音の前髪を払う。
「寝顔…可愛いな…/////
━━━━━俺のいない飲み会なんて行かせるわけねぇじゃん。
しかも、男がいるって……
ネオちゃん、自分がどんだけ魅力があるかわかってねぇし。
ネオちゃんは俺だけのモンだろ?
その可愛い顔は、俺だけのモン。
笑顔も、泣き顔も、困った顔も、怒った顔も…全部、俺だけのモンなんだからな!
……………やっと手に入れたんだ。
誰にも渡したくない━━━━━」
その後奏弟は、嶺音を後ろから抱き締めて眠りについた。
朝起きると嶺音はいなくて、テーブルにメモが置いてあった。
“行ってきます。朝ごはん、冷蔵庫に入ってます”
「は?まだ、7時だし。
もう、行ったのかよ……」
まだ、続きがある。
“私も頭を冷やしたいので、今日は仕事終わるまで連絡しないでください”
と書かれていた。
奏弟は力なく、メモ用紙を持つ手を下ろす。
そしてソファに座り、背もたれにもたれて天井を見上げた。
「…………先にちゃんと…謝らせろよ…」
奏弟の声が、弱々しく部屋に響いていた。