相思相愛・夫婦の日常~カナ♡ネオ編~
「ラブ。
私は、ラブのこと大切だと思ってる。
でもラブとは家族になれても、夫婦にはなれない」
「…………は?」
「夫婦になりたいと思ったのは、カナだけ」
「え?」
「例えば、ラブと一緒に暮らすことがあったとしても、男と女の関係にはなれない。
そうゆう気持ちにはならない。
━━━━━でも、カナは違う。
カナといると、ドキドキして、触れていたくなる。
もしカナに“そうゆう気持ちが”なかったとしても、私は欲情すると思う」
「………そっか」
「ごめんね、ラブ。
私、鈍感だから、気づいてあげられなくて。
そしたら、もっと早くこの気持ちを伝えてあげられた。
ラブを、モヤモヤした苦しみから少しでも早く解放してあげられたかもしれない。
ごめんなさい!」
「いや、お前が謝ることじゃねぇよ。
俺が、ビビって告白する勇気が持てなかったんだから。
そうか……
“家族になれても、夫婦にはなれない”か……」
「うん。
お兄さんみたいな感覚かな?
だからキスしたり、抱き合ったり出来ない」
「嶺音が妹?(笑)
手のかかる妹だな(笑)」
「はぁ!?
なんですって!!」
「フッ…!!」
「フフ…!!」
微笑み合う、嶺音と愛田。
そして、愛田が一瞬ある方向を見て、嶺音に向き直った。
「あ、奏弟がさ。
落ち込んでたぞ?」
「え?」
「お前を傷つけた。
泣かせてしまったんだが、理由がわかんねぇって。
嶺音。久嗣のこと、奏弟に話してねぇの?」
「あ、う、うん」
「ちゃんと、話すべきだぞ?
お前の涙のわけは、久嗣のことがあるんだろ?」
「うん。
カナが、ヒサの最期の言葉と同じことを言ったからつい……」
「“夫婦”だろ?
ちゃんと、奏弟本人に、話してやれ」
そう言って、意味深に視線を送った。
「え?」
その視線を辿ると、奏弟が立っていた。
「か、カナ……!?」
「ネオちゃん!!」
息を切らして立っている奏弟を見て、嶺音は思った。
あぁ、やっぱり…私は、奏弟が大好きだ、と。
奏弟と“夫婦”になれて、本当に幸せだ、と。
嶺音は奏弟に駆け寄り、おもいきり抱きついた。
「カナ!カナ!
━━━━━大好きだよ!愛してる………!!」
私は、ラブのこと大切だと思ってる。
でもラブとは家族になれても、夫婦にはなれない」
「…………は?」
「夫婦になりたいと思ったのは、カナだけ」
「え?」
「例えば、ラブと一緒に暮らすことがあったとしても、男と女の関係にはなれない。
そうゆう気持ちにはならない。
━━━━━でも、カナは違う。
カナといると、ドキドキして、触れていたくなる。
もしカナに“そうゆう気持ちが”なかったとしても、私は欲情すると思う」
「………そっか」
「ごめんね、ラブ。
私、鈍感だから、気づいてあげられなくて。
そしたら、もっと早くこの気持ちを伝えてあげられた。
ラブを、モヤモヤした苦しみから少しでも早く解放してあげられたかもしれない。
ごめんなさい!」
「いや、お前が謝ることじゃねぇよ。
俺が、ビビって告白する勇気が持てなかったんだから。
そうか……
“家族になれても、夫婦にはなれない”か……」
「うん。
お兄さんみたいな感覚かな?
だからキスしたり、抱き合ったり出来ない」
「嶺音が妹?(笑)
手のかかる妹だな(笑)」
「はぁ!?
なんですって!!」
「フッ…!!」
「フフ…!!」
微笑み合う、嶺音と愛田。
そして、愛田が一瞬ある方向を見て、嶺音に向き直った。
「あ、奏弟がさ。
落ち込んでたぞ?」
「え?」
「お前を傷つけた。
泣かせてしまったんだが、理由がわかんねぇって。
嶺音。久嗣のこと、奏弟に話してねぇの?」
「あ、う、うん」
「ちゃんと、話すべきだぞ?
お前の涙のわけは、久嗣のことがあるんだろ?」
「うん。
カナが、ヒサの最期の言葉と同じことを言ったからつい……」
「“夫婦”だろ?
ちゃんと、奏弟本人に、話してやれ」
そう言って、意味深に視線を送った。
「え?」
その視線を辿ると、奏弟が立っていた。
「か、カナ……!?」
「ネオちゃん!!」
息を切らして立っている奏弟を見て、嶺音は思った。
あぁ、やっぱり…私は、奏弟が大好きだ、と。
奏弟と“夫婦”になれて、本当に幸せだ、と。
嶺音は奏弟に駆け寄り、おもいきり抱きついた。
「カナ!カナ!
━━━━━大好きだよ!愛してる………!!」