グリーンリーフ~夏目若葉メモワール~
2020年からの私

これはきっと運命の赤い糸

 お気づきかと思いますが、もう一度言います。
 ここまでの私は御曹司らしい御曹司作品はありません(笑)

 しかし2020年8月、とあるコンテストが行われると発表がありました。
 【ベリーヒルズビレッジ恋愛小説大賞】です。

 架空の街「ベリーヒルズビレッジ」が舞台ということで、具体的なお題を設定した作品募集とのこと。
 テーマは「富豪とのラグジュアリーな結婚」でした。

 ベリーヒルズビレッジは、高層オフィスビルに緑あふれるコンドミニアム的なレジデンス、総合病院などがある複合タウンという設定です。
 旧財閥家の御曹司や令嬢を出してもよし、高級な総合病院があるので医者ヒーローもよし、テナントもあるのでイケメン若旦那ヒーローもよし、という感じでした。

 これまでの私はコンテストに2回くらいなんとなく作品を出したりしていましたが、まったくかすりもしていなくて。
(なんとなく出してるからですよね(^^;))
 ちゃんとした御曹司ものを書いたことがなかったので、このコンテストに挑戦してみたくなりました。
 今思うと、ハイスペヒーローに初挑戦なのに、具体的なお題が出ているコンテストに出すって無謀ですよね(笑)

 今までは既存作品を出していただけだったので、コンテストのために作品を一から作ったのはこれが初めてでした。
 それが『これはきっと運命の赤い糸』という作品です。
(今はこちらでは削除し、エブリスタのほうへ転載しています)

 ここぞとばかりに御曹司感満載で盛りまくりました!(笑) どうだ!こういうのが御曹司でしょう?と。
 ストーリー的には、ヒロインとヒーローが互いに惹かれ合う中で、思わぬ障害が発覚するという展開です。
 探偵がヒーローの周りを嗅ぎまわるという部分は新しいかなと自分では思ったのですが、恋模様に関してはありきたりだったのかな。コンテストでは箸にも棒にも掛かりませんでした💦

 そもそも応募総数が多いし、上手な作家さんが大勢いる中で私が大賞や優秀賞などいただけるわけがないだろう、と気がつきまして。
 そのあとはしばらくコンテストへの参加を辞めてしまいました。
(↑要するに心が折れたんです・笑)
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