グリーンリーフ～夏目若葉メモワール～

短編小説コンテスト「不倫」

　2022年5月に行われた第2回の短編小説コンテスト。
　テーマは「不倫」でした。
　しっとりめかつ、普段のベリカではあまりないテーマなので、参加するかどうかまた迷います。

　サイトの募集ページには以下の文章が↓
「絶対にバレてはいけない禁断の恋。
ドロドロとした真っ黒な気持ちや、どうしようもなく燃え上がる劣情など、愛憎入り混じるリアルな人間関係を描いたストーリーを募集します」

　私はとにかくハッピーエンドが好きなので、ずっとそればかり書いてきたんですよね。
　恋愛小説でバッドエンドだと悲しいじゃないですか。
　なのでヒロインが過去に不倫していたという設定は別として、本格的な不倫の小説は書いたことがなかったんです。

　短編だし……とりあえず書けそうかどうかプロットだけでも立ててみようと試みます。
　不倫もののプロットを作ろうとすると、どうしてもハッピーエンドにはならないですよね。誰かが傷つくから。

　不倫をしているカップルがうまくいけば、妻が傷つく。
　逆に別れを選び、目を覚まして妻の元に戻ったとしても、妻と不倫相手の両方を傷つけているので、それはハッピーエンドなの？とモヤモヤしますもんね。

　不倫ものって、女性目線では大きく4つに分かれると思うんです。（←まだあるかもしれないですけど(^^;)）

　【A】サレ妻目線。修羅場のあと夫を許せなくて結局離婚。
　【B】サレ妻目線。修羅場を経て、なんとかその後も夫婦関係を継続。
　【C】不倫する側目線。妻から男性を略奪。
　【D】不倫する側目線。断腸の思いで別れを決断。