元カレと再会ワンナイトで愛を孕んだので内緒の出産をしましたが入れ替わったらバレました
「杏子が好きだ」
「――!」
「杏子は? 杏子は……どう思ってる?」
聞きながら、ドキドキした。
きっと断られることはきっとないと思っていても、緊張する。
告白なんて初めてのことだから。
「…………好き、だよ。いつも鷹也のこと考えてる」
「――!」
よし!
「じゃあ……キス、するぞ」
「え……んんっ!」
照れ隠しもあって、俺は杏子の口を塞ぐことにした。
もちろん、キスすることで杏子が俺のものになったんだと、感じたかったからもある。
「プハァ……ハァハァ……い、息が……」
「何で息を止めるんだよ。鼻で呼吸しろ」
「し、知らないよ……は、初めてだっていってるじゃない!」
「……そうだったな」
俺も初めてだけど、普通わからないか? 不器用なヤツ。
まあ、そういうところも可愛いか。
「じゃあ俺たちこれから付き合うぞ」
「……う、ん、はい。よろしくお願いします……」
「なんで敬語?」
「……知らない……」
思い出すとあまりにも初々しくて恥ずかしいやりとりだった。
でもその日から俺たちは正式に付き合いだしたんだ。
◇ ◇ ◇
「――!」
「杏子は? 杏子は……どう思ってる?」
聞きながら、ドキドキした。
きっと断られることはきっとないと思っていても、緊張する。
告白なんて初めてのことだから。
「…………好き、だよ。いつも鷹也のこと考えてる」
「――!」
よし!
「じゃあ……キス、するぞ」
「え……んんっ!」
照れ隠しもあって、俺は杏子の口を塞ぐことにした。
もちろん、キスすることで杏子が俺のものになったんだと、感じたかったからもある。
「プハァ……ハァハァ……い、息が……」
「何で息を止めるんだよ。鼻で呼吸しろ」
「し、知らないよ……は、初めてだっていってるじゃない!」
「……そうだったな」
俺も初めてだけど、普通わからないか? 不器用なヤツ。
まあ、そういうところも可愛いか。
「じゃあ俺たちこれから付き合うぞ」
「……う、ん、はい。よろしくお願いします……」
「なんで敬語?」
「……知らない……」
思い出すとあまりにも初々しくて恥ずかしいやりとりだった。
でもその日から俺たちは正式に付き合いだしたんだ。
◇ ◇ ◇