弁護士は相談料として愛を請求する
「うん、我ながら名案だった。保育士でよかったよ」
「そうね。じゃ、お願いできる?」
「うん、着替えて準備したら行ってくるよ」
「食事の時間に重ならないように行ってきて」
「はーい」
久しぶりに古川家へ行った。今や、遥さんものんも住んでないから、まったく行かなくなった。
遥さんは四つ上のお姉さん。とにかくきれいな人で私とは違う頭のいい人。
のんも姉じゃなかったら口説いていたかもしれないとか不謹慎なことを高校生の時言ってたくらいの素敵な人。
やっぱり、すごい人と縁が出来て結婚した。世の中、なるべくしてなるんだよね。一発逆転なんてありえないと思う今日この頃。
「ひさしぶりね、鈴音ちゃん」
「お久しぶりです、遥さん」