社内恋愛を始めたところ、腹黒上司が激甘彼氏になりまして
『あまり頑張り過ぎるのも良くないな。そんな張り切りすぎる君は息抜きが必要だ。ここへ行ってみないか?』
こう記された後にはURLが添付され、驚きで息を飲みつつクリックすると『ねぇかわ』のポップアップストア情報が現れた。
ポップアップストアが駅前に開設されたのは私も知るところで、明日にでも足を運ぼうと予定を組んである。山猫の限定キーホルダーが発売されるらしく、絶対に欲しい。
「ここへ行ってみないかって、私と一緒にという意味だよね? ど、どうしよう?」
山猫のぬいぐるみに振り向き、確認。もちろん応えてくれず涼し気な瞳で私を見守るだけ。
『じゃあ、十一時に駅前集合で』
既読マークを了承と捉えて、どんどん話を進める部長。
「ま、待って、私は行くなんて言ってないし。部長と外で会っているのを誰かに見られたりしたら……そんなことすれば」
ギュッと目を瞑ると、瞼の裏に焼き付いた光景が脳内に流れる。
こう記された後にはURLが添付され、驚きで息を飲みつつクリックすると『ねぇかわ』のポップアップストア情報が現れた。
ポップアップストアが駅前に開設されたのは私も知るところで、明日にでも足を運ぼうと予定を組んである。山猫の限定キーホルダーが発売されるらしく、絶対に欲しい。
「ここへ行ってみないかって、私と一緒にという意味だよね? ど、どうしよう?」
山猫のぬいぐるみに振り向き、確認。もちろん応えてくれず涼し気な瞳で私を見守るだけ。
『じゃあ、十一時に駅前集合で』
既読マークを了承と捉えて、どんどん話を進める部長。
「ま、待って、私は行くなんて言ってないし。部長と外で会っているのを誰かに見られたりしたら……そんなことすれば」
ギュッと目を瞑ると、瞼の裏に焼き付いた光景が脳内に流れる。