初恋婚〜幼馴染のエリート同期と離れられなくなりました~
「え、先輩彼氏いたんですか!?」
ひときわ声が大きくなるマイちゃんをたしなめてから「いるわよ。彼氏くらい」と、胸を張って答えた。
マイちゃんとは仕事で出会った中だし、こうして一緒にランチをしていてもそこまで踏み込んだ話題になったことはなかった。
もっぱら、マイちゃんが自分の恋愛事情を話すばかりだったから、自分の彼氏について話すのはこれが始めてだった。
「どうして言ってくれなかったんですかぁ?」
Aランチのプレートを手にテーブルへ向かいながら、マイちゃんが頬を膨らませている。
「だって、聞かれなかったから」
「私の恋の話ばかりしてたなんてずるいですよ! 先輩の話も聞きたいですぅ!」
なにがずるいのかわからないが、マイちゃんはいたくご立腹の様子だ。
プリプリと頬を膨らませてテーブルにAランチプレートを置く。
ひときわ声が大きくなるマイちゃんをたしなめてから「いるわよ。彼氏くらい」と、胸を張って答えた。
マイちゃんとは仕事で出会った中だし、こうして一緒にランチをしていてもそこまで踏み込んだ話題になったことはなかった。
もっぱら、マイちゃんが自分の恋愛事情を話すばかりだったから、自分の彼氏について話すのはこれが始めてだった。
「どうして言ってくれなかったんですかぁ?」
Aランチのプレートを手にテーブルへ向かいながら、マイちゃんが頬を膨らませている。
「だって、聞かれなかったから」
「私の恋の話ばかりしてたなんてずるいですよ! 先輩の話も聞きたいですぅ!」
なにがずるいのかわからないが、マイちゃんはいたくご立腹の様子だ。
プリプリと頬を膨らませてテーブルにAランチプレートを置く。