初恋婚〜幼馴染のエリート同期と離れられなくなりました~
ずーんと落ち込んでいる原因はやっぱり梓ちゃん。
「デートだったんですかぁ?」
「昨日、食事に行った」
「で? 失敗したんですかぁ?」
「盛大にやらかした!!」
そう言ってパソコンキーボードの上に突っ伏してしまう俊介。
仕事もせずになにしてんだと怒ってこない上司に感謝しつつ、話の続きを促した。
「昨日は居酒屋に行ったんだ。酒のうまい店で、梓ちゃんはああ見えて酒豪だからどんどん飲んでて、俺もつられて飲んで……」
そこで言葉を切って盛大なため息を吐き出す俊介。
酒が入った時点で嫌な予感はある。
「谷川さん、酒は飲んでも呑まれるなって言うでしょう? なにしでかしたんですかぁ?」
マイちゃんはすでに呆れ顔だ。
「デートだったんですかぁ?」
「昨日、食事に行った」
「で? 失敗したんですかぁ?」
「盛大にやらかした!!」
そう言ってパソコンキーボードの上に突っ伏してしまう俊介。
仕事もせずになにしてんだと怒ってこない上司に感謝しつつ、話の続きを促した。
「昨日は居酒屋に行ったんだ。酒のうまい店で、梓ちゃんはああ見えて酒豪だからどんどん飲んでて、俺もつられて飲んで……」
そこで言葉を切って盛大なため息を吐き出す俊介。
酒が入った時点で嫌な予感はある。
「谷川さん、酒は飲んでも呑まれるなって言うでしょう? なにしでかしたんですかぁ?」
マイちゃんはすでに呆れ顔だ。