初恋婚〜幼馴染のエリート同期と離れられなくなりました~
それにしても、と優莉奈は考える。
谷川を見たときからなんだか胸にひっかかるものを感じているのだけれど、これはなんだろう?

自分の胸に手を当ててみてもわからずに首をかしげる。
「先輩、心臓が痛いんですかぁ? 大丈夫ですかぁ?」

マイちゃんがそう聞いてくるのを無視して、優莉奈は仕事に集中したのだった。
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