蜜別居?(2年振りに逢った旦那は隣に住んでました!浮気相手と一緒じゃなくて良かったです!)
フラフラとタクシーに乗り込んでマンションの住所を言った覚えまではある。
でも!!
これは予想を遥かに超えて声すら出ない!!
「何で隣に居るのよ!!」
隣に寝てる男を布団越しにパンッと叩くと眠そうに目を擦りながら「はぁ?」と欠伸なのか分からない返事をした。
「だから何で…はっ!!服!!あぁ、着てる」
シワシワになったグレーのタイトスカートと薄いブルーのシャツは出勤時のまま。
「あのさ…」
布団から起き上がって何か言いたげな裸のヤツを見た瞬間…頬を引っぱたいていた。
「すみませんでした」
目の前に座るのは旦那。
面白いくらい頬には私の手形がくっきりと付いてる。
「お前、昔から人の話聞かないよな」
「癖かな。でも本当に悪いとは思ってるし」
プイッとそっぽ向いて出されたコーヒーを飲む。
私も十分過ぎるほど知ってるこの味は結婚してた当時毎朝いれてた物と同じ。
飲みすぎた私はマンションのエントランスを部屋のドアと勘違いしてそのまま床で寝ていてそれを旦那である安見 瀬名(やすみ せな)が荷物のように担いで運んだと言うのが状況説明らしい。
「担いだだけ優しいだろ」
まあ引き摺られるよりはマシか。
コイツならやりかねない…
それより外に捨てられなかっただけ有難いと思う事にする。
でも!!
これは予想を遥かに超えて声すら出ない!!
「何で隣に居るのよ!!」
隣に寝てる男を布団越しにパンッと叩くと眠そうに目を擦りながら「はぁ?」と欠伸なのか分からない返事をした。
「だから何で…はっ!!服!!あぁ、着てる」
シワシワになったグレーのタイトスカートと薄いブルーのシャツは出勤時のまま。
「あのさ…」
布団から起き上がって何か言いたげな裸のヤツを見た瞬間…頬を引っぱたいていた。
「すみませんでした」
目の前に座るのは旦那。
面白いくらい頬には私の手形がくっきりと付いてる。
「お前、昔から人の話聞かないよな」
「癖かな。でも本当に悪いとは思ってるし」
プイッとそっぽ向いて出されたコーヒーを飲む。
私も十分過ぎるほど知ってるこの味は結婚してた当時毎朝いれてた物と同じ。
飲みすぎた私はマンションのエントランスを部屋のドアと勘違いしてそのまま床で寝ていてそれを旦那である安見 瀬名(やすみ せな)が荷物のように担いで運んだと言うのが状況説明らしい。
「担いだだけ優しいだろ」
まあ引き摺られるよりはマシか。
コイツならやりかねない…
それより外に捨てられなかっただけ有難いと思う事にする。