メガネむすめ
六月
上旬
六月一日
今日から日記をつける事にした。理由は、高校生らしいといえば高校生らしいのだろうか。
私の人生の中でも異例といえる出来事が起こったのだ。
その出来事を書き記す為に、私は今筆を走らせている。
その異例の出来事を端的に記すと、クラスの男子に告白された。愛の告白というやつだ。
私は頭が真っ白になり、何も言えずにいたら、その男子は「やっぱりダメですよね」と言ったが、混乱していたということもあり、「ちょっと考えさせてくれ」と偉そうに言ってしまった。
出会い頭から嫌われたかもしれない、幻滅されたら嫌だな。
……その前に、私はあの男子の名前さえ知らないことに気付いた。
明日名前を聞いてみよう。
今日から日記をつける事にした。理由は、高校生らしいといえば高校生らしいのだろうか。
私の人生の中でも異例といえる出来事が起こったのだ。
その出来事を書き記す為に、私は今筆を走らせている。
その異例の出来事を端的に記すと、クラスの男子に告白された。愛の告白というやつだ。
私は頭が真っ白になり、何も言えずにいたら、その男子は「やっぱりダメですよね」と言ったが、混乱していたということもあり、「ちょっと考えさせてくれ」と偉そうに言ってしまった。
出会い頭から嫌われたかもしれない、幻滅されたら嫌だな。
……その前に、私はあの男子の名前さえ知らないことに気付いた。
明日名前を聞いてみよう。