メガネむすめ
九月八日
今日の放課後は早瀬君と二人きりで美術室にいた。気がする。本を読み続けたが、集中のしすぎだったのだろう。いつの間にか下校時間になっていた。
その為二人きりでいた自覚が皆無だ。私は何をやっているのだろう。少し自己嫌悪に陥っていると、早瀬君がペットボトルのお茶を渡してくれた。
ちなみにその味はというと、何というか、形容出来ない苦さだった。ちなみにラベルには行書体で『人生』と書かれてあった。あまり深くは考えないことにする。
今日の放課後は早瀬君と二人きりで美術室にいた。気がする。本を読み続けたが、集中のしすぎだったのだろう。いつの間にか下校時間になっていた。
その為二人きりでいた自覚が皆無だ。私は何をやっているのだろう。少し自己嫌悪に陥っていると、早瀬君がペットボトルのお茶を渡してくれた。
ちなみにその味はというと、何というか、形容出来ない苦さだった。ちなみにラベルには行書体で『人生』と書かれてあった。あまり深くは考えないことにする。