【改良版】.:*Distant memory.。.:*
(変わってねぇなー・・)

幼い頃来た時と変わらぬ街並み。
穏やかな雰囲気のアルディエヌ。

ふと気がつくとリオンは森へと向かっていた。

数年前のあの時のように。


しばらく歩くと湖が見えた。
するとそこには
座り込み湖を覗いている女の子が。
それはもちろんミラ。

リオンはなんとなく声をかけた
「お前なにしてんの?」

急に話かけられ
体がビクッとするミラ。

「えっ?!あのっ・・」
まさか人がくるとは思わず
そわそわするミラ。

「湖に・・懐中時計落としてしまって・・」
「懐中時計・・・?」

懐中時計という言葉に
なぜか気になるリオン。

「大切なものだから・・」

「取ってくればいいんじゃねぇの?」
と当たり前のように話すリオン。
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