【改良版】.:*Distant memory.。.:*
あのときのように
リオンの話しを楽しそうに聞くミラ。

気づけば2、3時間経っていた。
初めは敬語だったミラも
気づけばリオンに気兼ねなく話しをしていた。


「いいな・・・リオが羨ましい」
「へぇ。俺はお前のほうが羨ましいけどな」

「そう・・・かな」
とミラは少し微笑みながら話すもどこか沈んだ表情だった。

「・・そんなに嫌なのか?」

「自由になってみたいなって気持ちはすごくあるけれど・・・。結婚だって・・・」

「結婚?」

「私もう18になるから・・もうすぐ結婚するの」

ミラの言葉に何故か少し胸が締め付ける
リオン。
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