キミノート。
またまた長い先生の話やら教科書の配布やらを終え、今日の始業式は終わりを迎えた。
「さようならー」
次々にクラスの人が帰っていった。
私は人混みのなかを頑張ってかきわけ、あの人の後ろをついていった。
校舎を出ると、周りに人は全然いなくなってしまった。
相変わらず前にはあの人。
何メートルか後ろには、私。
ってかこれ…ストーカーじゃん……
でも、今更気づいてももう遅い。
せっかくここまで来たのだから、ちゃんとお礼言おう。
よし。せーの…………
「か~~~な~~~♪♪♪」
「うひゃあああ!!??」
な、何!?何何何が起こったの!?
私はばっと後ろを振り返る。
そこにいたのは……
「か、かれん!!??」
「はろ~ん♪」
そういいかれんは手をひらひらとさせる。
この人は響(ひびき)かれん。
小学校の頃からの大親友。
かれんは凄い可愛いくて、テンション高くて、いつもみんなをまとめてくれるリーダー的な存在。
なんでも話せる、本当に大切な友達。
「あ、そうだ、かれんは何組だったの??」
「…。可菜と同じ5組だけど~!?」
「へ、うっそぉ!!?」
「マジマジ!!あたし可菜!!ってずっと呼んでたのに、あんたずっとぼ~っとしてて気付かないんだもん!」
う…あの時は周りなんて全然気にしてなかったから…
「かれん、ごめん!」
「いや別にいんだけどさ!それより可菜、帰る方向違うよね??何か用あんの??」
え……
「あ~!!!!」
忘れてた!!すっかり忘れてた!!
なんで今日はこんなボケてるかなぁ私!
急いで前にいるか探す。
さっきよりもかなり距離が離れてしまっていた。
「さようならー」
次々にクラスの人が帰っていった。
私は人混みのなかを頑張ってかきわけ、あの人の後ろをついていった。
校舎を出ると、周りに人は全然いなくなってしまった。
相変わらず前にはあの人。
何メートルか後ろには、私。
ってかこれ…ストーカーじゃん……
でも、今更気づいてももう遅い。
せっかくここまで来たのだから、ちゃんとお礼言おう。
よし。せーの…………
「か~~~な~~~♪♪♪」
「うひゃあああ!!??」
な、何!?何何何が起こったの!?
私はばっと後ろを振り返る。
そこにいたのは……
「か、かれん!!??」
「はろ~ん♪」
そういいかれんは手をひらひらとさせる。
この人は響(ひびき)かれん。
小学校の頃からの大親友。
かれんは凄い可愛いくて、テンション高くて、いつもみんなをまとめてくれるリーダー的な存在。
なんでも話せる、本当に大切な友達。
「あ、そうだ、かれんは何組だったの??」
「…。可菜と同じ5組だけど~!?」
「へ、うっそぉ!!?」
「マジマジ!!あたし可菜!!ってずっと呼んでたのに、あんたずっとぼ~っとしてて気付かないんだもん!」
う…あの時は周りなんて全然気にしてなかったから…
「かれん、ごめん!」
「いや別にいんだけどさ!それより可菜、帰る方向違うよね??何か用あんの??」
え……
「あ~!!!!」
忘れてた!!すっかり忘れてた!!
なんで今日はこんなボケてるかなぁ私!
急いで前にいるか探す。
さっきよりもかなり距離が離れてしまっていた。