キミノート。
―… それから私達は急激に仲を深めていった。
かれんと亮が付き合っているということで、亮も含めた四人でいることが日常になっていた。
他愛のない話。
くだらない遊び。
ただ、一緒にいるだけで毎日が輝いていた。
『好き』という蓮への気持ちも、どんどん大きくなっていって。
本当に幸せすぎるほどの日々を過ごしていた。
だから………
この日常が、
この幸せが、
こんなにも簡単に壊れてしまうなんて、考えてもいなかったんだ。