キミノート。
「ん~…いい天気♪」
空は真っ青で、なにひとつない。
今歩いている道には、右側に満開の桜並木が続いている。
綺麗だなぁ…
そう思いながら、中学校への通学路を歩いて行く。
「…あ、あれ??」
角を曲がると、そこは工事現場になっていた。
お母さんに、ここの角を曲がってまっすぐと言われたのに…
しょうがないかぁ。もうちょっと先の角を曲がろうかな。
私は仕方なく少し戻って、また歩きはじめた。
てくてくてくてく。
…どれくらい歩いただろう。
ひとつ先の角は曲がったのに、変な道にいっている気がする。
だって…だって…
「…なんで!?おかしいでしょ!!」
私は大通りから外れ、どこかの住宅街に入っていた。
しかも、人はいない。
助けを呼ぶにも、呼べない。
…そう。私はかなりの方向オンチなのです。
空は真っ青で、なにひとつない。
今歩いている道には、右側に満開の桜並木が続いている。
綺麗だなぁ…
そう思いながら、中学校への通学路を歩いて行く。
「…あ、あれ??」
角を曲がると、そこは工事現場になっていた。
お母さんに、ここの角を曲がってまっすぐと言われたのに…
しょうがないかぁ。もうちょっと先の角を曲がろうかな。
私は仕方なく少し戻って、また歩きはじめた。
てくてくてくてく。
…どれくらい歩いただろう。
ひとつ先の角は曲がったのに、変な道にいっている気がする。
だって…だって…
「…なんで!?おかしいでしょ!!」
私は大通りから外れ、どこかの住宅街に入っていた。
しかも、人はいない。
助けを呼ぶにも、呼べない。
…そう。私はかなりの方向オンチなのです。