財閥御曹司とお見合い偽装結婚。



「それでもいいかな?」


 混乱しているうちに話は進み、私はこの偽装結婚を了承して準備周到な宝船さんは婚姻届を出してきてサインをしてから家に戻って二人で両親に挨拶と了承をもらいに行った。

 そして、そのまま翠翔さんのご実家に向かいお父様にご挨拶に行き承認の欄にサインをしてもらった後にお見合いのセッティングをしていただいたお祖母様に電話で報告を済ませてから婚姻届を提出。
 私は、黒瀬采羽から数週間で宝船采羽となりトントン拍子で私は旧財閥家御曹司の妻となった。




  
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