フラれたはずなのに、なぜか迫ってくる
「けど、そんな時、彩ちゃんは割に入った。何してるんだって」
「さ、最終的には逃げましたけどね…!」
「だから思ったんだ。俺もこのままじゃダメだって。
ーーーだから俺、もう1回言う。今度は逃げたりしない。彩ちゃんのことが好きだ。付き合ってほしい」
こんなこと、夢にも思っていなかった。
先輩が私のこと、好きだなんてありえないと思っていたから…。
こんなこと、あっていいのかな?
私で、いいのかな?
「ほんと、ですか……?」
「ほんと。もう1回言う?俺が彩ちゃんが好きってこと」
「っ…もう1回、言ってほしい、です」
「っ、好きだよ。彩ちゃん」
「…っ私も先輩が好きです。富谷先輩が大好きです」
「俺と付き合ってくれる?」
「!もちろんですっ…!」
私の返事と同時にキスを落としてきた先輩。
「せ、先輩…っ」
「…嫌だった…?」
富谷先輩は遠慮気味に眉を八の字に描いた顔をした。
私は首を横にブンブン振る。
嫌なわけ、ない。
「嬉しいです…!」
思わずギュッと先輩に抱きつく。
「はぁ、もう俺めっちゃ嬉しい」
「えへへ」
「これからは、俺彩ちゃんと自分の気持ちに逃げない」
「私も富谷先輩と自分の気持ちに逃げたりしません!」
私たち2人は微笑み合い、もう1度キスを落とした。
私・小桜彩はーーー今日から好きな人…ううん、大好きな先輩とカレカノになります。
「さ、最終的には逃げましたけどね…!」
「だから思ったんだ。俺もこのままじゃダメだって。
ーーーだから俺、もう1回言う。今度は逃げたりしない。彩ちゃんのことが好きだ。付き合ってほしい」
こんなこと、夢にも思っていなかった。
先輩が私のこと、好きだなんてありえないと思っていたから…。
こんなこと、あっていいのかな?
私で、いいのかな?
「ほんと、ですか……?」
「ほんと。もう1回言う?俺が彩ちゃんが好きってこと」
「っ…もう1回、言ってほしい、です」
「っ、好きだよ。彩ちゃん」
「…っ私も先輩が好きです。富谷先輩が大好きです」
「俺と付き合ってくれる?」
「!もちろんですっ…!」
私の返事と同時にキスを落としてきた先輩。
「せ、先輩…っ」
「…嫌だった…?」
富谷先輩は遠慮気味に眉を八の字に描いた顔をした。
私は首を横にブンブン振る。
嫌なわけ、ない。
「嬉しいです…!」
思わずギュッと先輩に抱きつく。
「はぁ、もう俺めっちゃ嬉しい」
「えへへ」
「これからは、俺彩ちゃんと自分の気持ちに逃げない」
「私も富谷先輩と自分の気持ちに逃げたりしません!」
私たち2人は微笑み合い、もう1度キスを落とした。
私・小桜彩はーーー今日から好きな人…ううん、大好きな先輩とカレカノになります。