+短編+君が好きだから


「先輩〜。」

同じ部活の美咲先輩に事情を説明する。

「んー、柑奈のそのイライラしてるのがさ、その男の子には傷つくんじゃない?だから向こうも悪く言って、またイライラして…って言うなっちゃうんだよ。」
なるほどねー。一回落ち着いて話してみたほうが良いかもしれない。

「ありがとうございます☆」

先輩は笑って、いつでもおいでと言った。

「素直になりな、柑奈」
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