+短編+君が好きだから
あるとき
また俺がなんか言った後だった。
「なんでそんなに…?」
声がデクレッシェンドになって俺は聞き取れなかった。
「え、何!?」
「なんでそんなに酷いことばっかり言うようになったの?」
女子って感じの高い声、眉間に少しシワをよせ、不安そうに話す原崎。
「前みたいに"嘘"って言ってくれないの?」
…そんな事気にしてたんか。
「…今日言ったようなことはね、まぁ嘘だよ。」
フッと笑って、
あいつは小さく微笑んだ。
また俺がなんか言った後だった。
「なんでそんなに…?」
声がデクレッシェンドになって俺は聞き取れなかった。
「え、何!?」
「なんでそんなに酷いことばっかり言うようになったの?」
女子って感じの高い声、眉間に少しシワをよせ、不安そうに話す原崎。
「前みたいに"嘘"って言ってくれないの?」
…そんな事気にしてたんか。
「…今日言ったようなことはね、まぁ嘘だよ。」
フッと笑って、
あいつは小さく微笑んだ。