晴れない空の恋心
「未那!相談したくて。」
「うん、私もしたい。」
いつだったか、未那と2人で寄ったカフェに入る。そして、またホットココアを頼む。
少しの沈黙の後、未那が口を開いた。
「紗奈の相談したいことって?」
「あのね…私。遊が好き。」
「…うん。」
「やっと自信をもって言えるの。私、遊が好き。」
言えた…やっと言えた。
ほんとうに言いたかったこと。
ほんとうに伝えたかったこと。
「そっか。」
「うん。」
「私も話したいことあって。ずっと、紗奈に言えなかったこと。」
「…うん。」
「私も好きな人、いるんだ。」
「んえ?!!」
「ずっと前から一緒で。常に隣にいた。」
「…それって、…」
「遊だよ。」
未那が…遊を好き…?
「うん、私もしたい。」
いつだったか、未那と2人で寄ったカフェに入る。そして、またホットココアを頼む。
少しの沈黙の後、未那が口を開いた。
「紗奈の相談したいことって?」
「あのね…私。遊が好き。」
「…うん。」
「やっと自信をもって言えるの。私、遊が好き。」
言えた…やっと言えた。
ほんとうに言いたかったこと。
ほんとうに伝えたかったこと。
「そっか。」
「うん。」
「私も話したいことあって。ずっと、紗奈に言えなかったこと。」
「…うん。」
「私も好きな人、いるんだ。」
「んえ?!!」
「ずっと前から一緒で。常に隣にいた。」
「…それって、…」
「遊だよ。」
未那が…遊を好き…?